おきぐすりとは?

「おきぐすり」のしくみ


「おきぐすり」は、薬事法での正式な名称は「配置販売業」。以前は「売薬」といわれていましたが、昭和18年の薬事法で「売薬」という言葉が廃止されたため、今日では配置販売業と呼ばれています。配置販売業は人間の生命や健康に重大な関係を有するため、薬事法では厳しく制限されています。
販売方法は、配置販売業の許可を得た販売業者や配置員が、直接、消費者の家庭を訪問して、くすりをあらかじめ消費者に預け、次回、訪問したときに消費者が服用した分だけの代金を集めていくというものです。
法律的には「配置販売業」ですが、一般には販売の形態をそのまま表現して「おきぐすり」と呼んでいます。

薬の分類


一般用医薬品は、副作用や飲み合わせ等の使用方法の難しさから、下記3つのグループに分類されます。

第1類医薬品<特に難しい(リスクの高い)グループ>

一般用医薬品として使用経験が少ない等、安全性上特に注意を必要とする成分を含むもの。

 

 

第2類医薬品<比較的難しいグループ>

稀に入院相当の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの。

また、指定第2類医薬品は、第2類の中でも相互作用が多いなど、特別な注意を要する成分を含むもの。

 

 

第3類医薬品<比較的簡単なグループ>

日常生活に支障をきたすほどではないものの、体の変調・不調がおこるおそれのある成分を含むもの。

その中でも配置薬登録販売者は第2類医薬品と第3類医薬品の配置、販売を行なっております。